“ゆうがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夕方94.7%
夕暮方2.6%
黄昏2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大いそぎで薬品やくひん調合ちょうごうにとりかかり、それができあがると、夕方ゆうがたから夜にかけて、ぼくはからだ透明とうめいにするそのくすりをのみつづけたんだ——
しっとりとした、しずかななつ夕暮方ゆうがたであります。はたけっている、とうもろこしの、おおきなれさがったこしをかけて、馬追うまおいが、っているかぎりのうたをうたっていました。
酒屋のワン公 (新字新仮名) / 小川未明(著)
黄昏ゆうがたに、私は水汲をして手桶を提げながら門のところまで参りますと、四十恰好かっこうの女が格子前こうしさきに立っておりました。姿を視れば巡礼です。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)