“やがく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夜学62.5%
夜學37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくのうちは、貧乏びんぼうだし、なかなかうえ学校がっこうへいかれない。来年らいねんまちのおじさんのみせ奉公ほうこうして、夜学やがく勉強べんきょうをするつもりだ。
空にわく金色の雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「おかあさん、ぼくが、おおきくなるまで達者たっしゃでいてください。来月らいげつから、昼間ひるまはたらいて、夜学やがくにいきますから。」
僕が大きくなるまで (新字新仮名) / 小川未明(著)
夜學やがくはもとよりのこと明日あしたつとめにるさへがりて、一すんもお美尾みをそばはなれじとするに、あゝお前樣まへさま何故なぜそのやう聞分きゝわけてはくださらぬぞとあさましく、たがひのおもひそはそはにりて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
すこしもはや此樣このやう古洋服ふるやうふくにお辨當べんたうさげることをやめて、みちくにひとふりかへるほど立派りつぱのおひとつてくだされ、わたしたけかはづゝみつてくださる眞實しんじつらば、お役處やくしよがへりに夜學やがくなりなんなりして
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)