“ものおき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
物置94.3%
物置室2.9%
納屋2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいあがってよく見れば、なんのこと、それは農家のうか物置ものおきだった。その農家の物置は、刑務所から道路をへだてた場所に建っていた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
……ちゃんと隠れる処が出来ているの。……今を点して見せて貰ったら、ずうっと奥の方の物置室ものおきの座板の下に畳を敷いて座敷があるの……
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
私の考えに、是れは何でも戦争になるに違いないから、マア米を買おうとおもって、出入でいりの米屋に申付もうしつけて米を三十俵かって米屋に預け、仙台味噌を一樽買て納屋ものおきに入れておいた。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)