“めしかゝへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
召抱100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
示し其より江戸表へ下るべし相談さうだん一決いつけつせしが未だ御家來不足なり大坂にて召抱めしかゝへんと夫々へ申付此度新規しんきに抱たる者共には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
これよつて享保三年五月十八日双方共さうはうとも呼出よびいだされ淡路守殿彦兵衞に向はれ其方儀彌七は何時いつ召抱めしかゝへたるやと尋ねらるゝに彦兵衞つゝしんで去年きよねん師走しはすに召抱候と申をよく勘辨かんべん致せ未だ氣心も知れぬ者に金高きんだかの品を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
土中にうづむるに均し今貴僧のはなさるゝ天一坊殿にも此伊賀亮の如き者一人召抱めしかゝへに相成ば此上もなき御仕合と申もの也我も立身にのぞみなきにあらず老僧らうそうよろしく取計ひ給へと申ける常樂院大に喜こび早速さつそく大膳にも相談さうだんに及びし所ろ大望たいまう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)