“むづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
43.3%
40.0%
無手6.7%
6.7%
無図3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生命や感覺があるやうになかば考へながら、私がこの小さな玩具を、どんな馬鹿げた眞實で、溺愛できあいしてゐたかを、今思ひ出すことはむづかしい。
近頃ちかごろ時々とき/″\我輩わがはい建築けんちく本義ほんぎなんであるかなどゝむづ質問しつもん提出ていしゆつして我輩わがはいこまらせるひとがある。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
れば、かしらに、無手むづ一本いつぽんつのひたり。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
むづかしいかほをする。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「ふゥむ、」と得意らしく小鼻をうごめかしながら毬栗頭はげチヨロケた黒木綿の紋付羽織をリウとしごいて無図むづと座つた。
貧書生 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)