“ますぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真直88.9%
眞直11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青年わかものの入り来たれるを見て軽くいやなしつ、孫屋の縁先に置かれし煙草盆たばこぼんよりは煙真直ますぐにたちのぼれり。君が今朝けさ装衣いでたちはと翁まず口を開きてやや驚けるようなり。
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠さしこめて、真直ますぐに長く東より西によこたはれる大道だいどうは掃きたるやうに物の影をとどめず、いとさびしくも往来ゆききの絶えたるに、例ならずしげ車輪くるまきしりは、あるひせはしかりし
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
一人ひとりも敢て坐に着かず、眞直ますぐに立ちて評定の
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
つの眞直ますぐなる牛王の肉をしつゝ、芳醇の
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
*盾のおもてに次に見る、つの眞直ますぐの一群の
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)