“ぶんか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
文化60.0%
文書13.3%
文河6.7%
分果6.7%
分科6.7%
文科6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おな日本につぽん石器時代せつきじだい人々ひと/″\のおたがひ交通こうつうとか、文化ぶんか關係かんけいなどをるには、土器どき模樣もようかたちなどを研究けんきゆうすることが必要ひつようであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
これは刺身のツマとして……八名ばかり差加えようてんで……絵かきが五十八名もいて、文書ぶんかきが八名では比較が取れまいとおっしゃる——そこでげす、文書きの方は
蘭軒が泉豊洲の門下にあつた時、同窓の友には狩谷棭斎えきさい、木村文河ぶんか、植村士明、下条寿仙げでうじゆせん、春泰の兄弟、横山辰弥等があつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
舟遊には犬冢印南いぬづかいんなんと茶山との両先輩の下に、蠣崎波響かきざきはきやう、木村文河ぶんか釧雲泉くしろうんせん、今川槐庵及蘭軒が来り集つた。しかし誰が何時此遊を企てたか未詳であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
果実は小粒こつぶ状のかた分果ぶんかで、灰色をていして光沢こうたくがあり、けばえるから、このムラサキを栽培することは、あえて難事なんじではない。ゆえに往時おうじは、これを畑に作ったことがあった。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
そのときにはきっと大学だいがく分科ぶんか教授きょうじゅにでもなっていたのでしょう。無論むろん知識ちしきなるものは、永久えいきゅうのものではく、変遷へんせんしてくものですが、しかし生活せいかつうものは、忌々いまいましい輪索わなです。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
その中では近藤こんどうと云う独逸ドイツ文科ぶんかの学生と、花房はなぶさと云う仏蘭西フランス文科の学生とが、特に俊助の注意をいた人物だった。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)