“ばくろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
曝露57.1%
暴露33.3%
馬喰8.6%
伯楽1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが彼の本国かられて来た細君というのが、本当の細君でなくて単に彼の情婦に過ぎないという事実がどこからか曝露ばくろした。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
で僕に忌憚きたんなく云わせると、大尉どのの結論は、本心の暴露ばくろではなく、何かこう為めにせんとするところの仮面結論かめんけつろんだと思うのだ。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
私の生れたうまや新道、または、小伝馬町こでんまちょう大伝馬おおでんま町、馬喰ばくろ町、鞍掛橋くらかけばし旅籠はたご町などは、旧江戸宿しゅく伝馬てんま駅送に関係がある名です。
この四季の里は俳名馬好ばこうと号した常に馬をたのしんだ風狂の伯楽ばくろが初めて営んだものだそうであった。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)