-
トップ
>
-
ねざさ
具足の
威は
濃藍で、
魚目はいかにも堅そうだし、そして胴の
上縁は
離れ
山路であッさり囲まれ、その中には
根笹のくずしが打たれてある。
台所の流しの下には、
根笹や、
山牛蒡のような
蔓草がはびこっていて、
敷居の根元は
蟻の
巣でぼろぼろに
朽ちていた。
青い
刻煙草の吸殻のような光があった。それは
根笹の
葉裏に笹の葉の繊維をはっきり見せていた。
“ねざさ”の意味
《名詞》
ねざさ【根笹、千里竹】
イネ科メダケ属に属するあずまねざさの変種。学名:Pleioblastus chino var. viridis。
(出典:Wiktionary)