“にち/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
日々95.2%
日〻4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美しい夏の日々にち/\に私の魂を生気づけた高い勇気、——それも消えた。——おお、神の摂理よ——歓喜の澄んだ一日を一度は私に見せて下さい。
けれども、徒手てぶらで行くのが面白くないんで、其うちの事とはらなかで料簡をさだめて、日々にち/\読書に耽つて四五日すごした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
學士がくしはいよ/\可愛かわいがりしが、おそのすこしのかんじもなく、ありがたしうれしなどくちさきすどころかかほるさへやがりて、日〻にち/\稽古けいこにも書物しよもつことよりほかふことのきは勿論もちろん
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)