“なゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
47.6%
2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このはもと根株ねかぶからなゝつのみきわかれてゐましたが、うち五本ごほん先年せんねん暴風ぼうふうれていま二本にほんみきだけとなつてしまひました。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
鹿しかはおどろいて一度いちど竿さをのやうにちあがり、それからはやてにかれたのやうに、からだをなゝめにしてしました。
鹿踊りのはじまり (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
「おん者らになゝ権利があるんなら、千恵造のことが気に喰わんなら、わしの弟のことが気に喰わんなら、さっさと出て行ってもらおう」
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
「何んや、高慢たれやがって! あんなピアノなんかなゝ良えんなら! ピン/\、ポロン/\大体政江! おんしゃがあんなもん習わせるのがいかへんのや!」
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)