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なまくら
ふりがな文庫
“なまくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鈍刀
78.3%
懶惰
4.3%
生鉄
4.3%
純
4.3%
鈍
4.3%
鈍劍
4.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鈍刀
(逆引き)
鋭い爪で
茨掻
(
ばらが
)
きに引っ掻きまわしたのか、あるいは
鈍刀
(
なまくら
)
の小さい刃物で滅多やたらに突き斬ったのか、その辺はよく判らないとのことであった。
半七捕物帳:10 広重と河獺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
なまくら(鈍刀)の例文をもっと
(18作品)
見る
懶惰
(逆引き)
この
懶惰
(
なまくら
)
な芸人は
手脚
(
てあし
)
をもじもじさせてゐたが、ぴちと
爆
(
は
)
ぜたやうな音がしたと思ふと、
身体
(
からだ
)
はその
儘
(
まゝ
)
見えなくなつてしまつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
なまくら(懶惰)の例文をもっと
(1作品)
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生鉄
(逆引き)
刃物の
鍛
(
きたえ
)
は
生鉄
(
なまくら
)
で、刃は一度で、中じゃくれに曲ったのである。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なまくら(生鉄)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
純
(逆引き)
庚娘はにげることができないと思ったので、急いで自分の
吭
(
のど
)
を突いた。刀が
純
(
なまくら
)
で入らなかった。そこで戸を
啓
(
あ
)
けて逃げだした。十九がそれを
逐
(
お
)
っかけた。庚娘は池の中へ飛び込んだ。
庚娘
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
なまくら(純)の例文をもっと
(1作品)
見る
鈍
(逆引き)
ところが
去來
(
いざ
)
取懸
(
とりかか
)
ツて見ると、
些
(
ちつ
)
とも
豫期
(
よき
)
した
調子
(
てうし
)
が出て來ない。頭の中に描かれた作品と、
眼前
(
がんぜん
)
に描出される作品とは
鉛
(
なまり
)
と
鋼鉄
(
かうてつ
)
ほどの
相違
(
さうゐ
)
がある。周三は自分ながら自分の腕の
鈍
(
なまくら
)
なのに
呆返
(
あきれかへ
)
ツた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
なまくら(鈍)の例文をもっと
(1作品)
見る
鈍劍
(逆引き)
乙樂人 もし/\、もう
好
(
よ
)
い
加減
(
かげん
)
に
其
(
その
)
鈍劍
(
なまくら
)
を
藏
(
しま
)
はっしゃれ、
駄洒落
(
だしゃれ
)
も
最早
(
もう
)
ぬきにさっしゃれ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
なまくら(鈍劍)の例文をもっと
(1作品)
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