“とばく”の漢字の書き方と例文
語句割合
賭博100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「よろしい、人生は賭博とばくのごとしだ、……この骰子さいはわしの負けとしよう! 今度は諸君に、見事負けたのだ! ハハハハハ」
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
好く文学者の成功の事を、大いなる coupクウ をしたと云うが、あれはさいなげうつので、つまり芸術を賭博とばくに比したのだね。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
およそ人生の事業において多少の賭博とばくの分子を帯びざるものはあらず。しかしてその分子の多少に従い、危険の性質を帯びざるものはあらず。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)