“つかひみち”の漢字の書き方と例文
語句割合
使途100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じやの唐傘だつたら書生は自分のにする事を知つてゐたが、編笠では使途つかひみちに困つた。で、にかく奥へ入つて居士に訳を話してみると、居士は狼のやうな顔に、にやりと薄笑ひを浮べた。
とにかく質を出さうといふ金の使途つかひみちには、捨三も同感であつた。
質物 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)