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たんぱく
ふりがな文庫
“たんぱく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
淡泊
54.5%
淡白
20.5%
蛋白
13.6%
澹泊
6.8%
単白
2.3%
淡薄
2.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淡泊
(逆引き)
けれども、竜之助の大和の国へ逆戻りをして来た縁故がただこれだけであると思うのもあまりに
淡泊
(
たんぱく
)
であります。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
たんぱく(淡泊)の例文をもっと
(24作品)
見る
淡白
(逆引き)
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
相變
(
あひかは
)
らず
淡白
(
たんぱく
)
で、
慓輕
(
へうきん
)
で、
其他
(
そのほか
)
三十
有餘名
(
いうよめい
)
の
水兵等
(
すいへいら
)
も
一同
(
いちどう
)
元氣
(
げんき
)
よく、
大
(
だい
)
なる
希望
(
きぼう
)
の
日
(
ひ
)
を
待望
(
まちのぞ
)
みつゝ、
勤勉
(
きんべん
)
に
働
(
はたら
)
いて
居
(
を
)
る。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
たんぱく(淡白)の例文をもっと
(9作品)
見る
蛋白
(逆引き)
やれ、ドドに
蛋白
(
たんぱく
)
を与えろ、もし
黒猩々
(
チンパンジー
)
の血があればてきめんに衰弱するとか、食べものを減らして皮膚の色をみろとか……、そんなこと、それは動物にすることだと思いますわ。
人外魔境:01 有尾人
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
たんぱく(蛋白)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
澹泊
(逆引き)
極
(
ごく
)
澹泊
(
たんぱく
)
な独身生活をしている主人は、下女の竹に
饂飩
(
うどん
)
の玉を買って来させて、台所で煮させて、二人に酒を出した。この家では茶を煮るときは、名物の
鶴
(
つる
)
の
子
(
こ
)
より
旨
(
うま
)
いというので、焼芋を買わせる。
独身
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
たんぱく(澹泊)の例文をもっと
(3作品)
見る
単白
(逆引き)
平素は余りに
単白
(
たんぱく
)
で色彩の乏しきに苦しむ
白木造
(
しらきづく
)
りの家屋や居室全体も、かえってそのために一種いうべからざる明い軽い快感を起させる。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
たんぱく(単白)の例文をもっと
(1作品)
見る
淡薄
(逆引き)
悪魔「るしへる」は、かくわが耳に囁きて、
薄暮
(
はくぼ
)
の空をふり仰ぐよと見えしが、その姿たちまち霧の如くうすくなりて、
淡薄
(
たんぱく
)
たる
秋花
(
あきはな
)
の
木
(
こ
)
の
間
(
ま
)
に、消ゆるともなく消え去り
了
(
おわ
)
んぬ。
るしへる
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
たんぱく(淡薄)の例文をもっと
(1作品)
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