“待望”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいぼう66.7%
まちのぞ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
急ぐなかれ、あわてるなかれ、神を待ち望め、静に待望たいぼうせよ、これ暗中に処する唯一の健全なる道である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
小寺家にとってはいいきれないが、黒田官兵衛にとっては、秀吉の軍隊こそ、正に待望たいぼうの兵である。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武村兵曹たけむらへいそう相變あひかはらず淡白たんぱくで、慓輕へうきんで、其他そのほか三十有餘名いうよめい水兵等すいへいら一同いちどう元氣げんきよく、だいなる希望きぼう待望まちのぞみつゝ、勤勉きんべんはたらいてる。
はるかに日本につぽんそらながめて、はや孤島こたう出發しゆつぱつして、一日いちにちすみやかに貴方等あなたがた再會さいくわいしたいと待望まちのぞんでことでせう。