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たもと
ふりがな文庫
“たもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
袂
97.2%
畔
1.5%
袖
0.5%
衣袂
0.3%
徘徊
0.1%
快
0.1%
田本
0.1%
頭
0.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袂
(逆引き)
晩春の
黄昏
(
たそがれ
)
だったと思う。半太夫は腕組みをし、棒のように立って空を見あげており、その脇でお雪が、
袂
(
たもと
)
で顔を
掩
(
おお
)
って泣いていた。
赤ひげ診療譚:03 むじな長屋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
たもと(袂)の例文をもっと
(50作品+)
見る
畔
(逆引き)
ある
日
(
ひ
)
、
彼
(
かれ
)
は、
若
(
わか
)
い
時分
(
じぶん
)
、
下宿
(
げしゅく
)
していたことのある
所
(
ところ
)
を
通
(
とお
)
りました。
橋
(
はし
)
の
畔
(
たもと
)
にあった
食堂
(
しょくどう
)
は、もうそこになかった。
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
たもと(畔)の例文をもっと
(14作品)
見る
袖
(逆引き)
するとその
袖
(
たもと
)
を素早く掴んだ若旦那様は、お八代さんを又、ドッカリと畳の上に引据えまして、やはりギョロギョロと顔を見ておられたと思うと
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
たもと(袖)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
衣袂
(逆引き)
紅蓮白蓮の
香
(
にほひ
)
ゆかしく
衣袂
(
たもと
)
に裾に薫り来て、浮葉に露の玉
動
(
ゆら
)
ぎ立葉に風の
軟
(
そよ
)
吹
(
ふ
)
ける面白の夏の
眺望
(
ながめ
)
は、赤蜻蛉
菱藻
(
ひしも
)
を
嬲
(
なぶ
)
り初霜向ふが岡の
樹梢
(
こずゑ
)
を染めてより
全然
(
さらり
)
と無くなつたれど
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
たもと(衣袂)の例文をもっと
(3作品)
見る
徘徊
(逆引き)
子供一人菓子も投げねば長き鼻をダラリブラリと象
徘徊
(
たもと
)
ほる
河馬
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
徘徊
(
たもと
)
ほる象の
細目
(
ほそめ
)
の
賢
(
さか
)
し
眼
(
め
)
に
諦觀
(
あきらめ
)
の色ものうげに見ゆ
河馬
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
たもと(徘徊)の例文をもっと
(1作品)
見る
快
(逆引き)
平次は由兵衛の
快
(
たもと
)
を押えました。ここで何か言い出されては、何もかもいけなくなってしまいます。
銭形平次捕物控:049 招く骸骨
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
たもと(快)の例文をもっと
(1作品)
見る
田本
(逆引き)
翌四日は
鴻巣
(
こうのす
)
の
田本
(
たもと
)
が
中食
(
ちゅうじき
)
です。
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
たもと(田本)の例文をもっと
(1作品)
見る
頭
(逆引き)
さすがに
母親
(
おふくろ
)
は源のことが案じられて堪りません。海の口村の出はずれまで尋ねて参りますと、丁度源が鹿の湯の方から帰って来たところで、二人は橋の
頭
(
たもと
)
で行逢いました。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
たもと(頭)の例文をもっと
(1作品)
見る
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