“たちのか”の漢字の書き方と例文
語句割合
立退100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
與へて江戸表へ立退たちのかせたるに其後夫婦になりて取續とりつゞき今にてはまづ相應さうおうに暮して居ると申事其助けたる市之丞に此ほどめぐあひし處我々夫婦此樣に浪人して困窮こんきうに及ぶを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見て土器を取上ず呵々から/\打笑うちわらひ將軍の御落胤ごらくいんとは大のいつはり者餘人は知らず此伊賀亮かくの如きあさはかなる僞坊主にせばうず謀計ぼうけいあざむかれんや片腹痛かたはらいたたくみかなと急に立退たちのかんとするを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
路金ろぎんとして立退たちのかばやと思ひしがどくくらはゞ皿迄さらまでとはこゝのことなりと片岡堀部前原なんどを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)