“たいくう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大空83.3%
太沽16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武村兵曹たけむらへいそうわたくしとは、ぼうだつして下方したながめたが、かぜみなみからきたへと、輕氣球けいきゝゆうは、三千すうしやく大空たいくうを、次第しだい/\に大陸たいりくほうへと、やがて、れし朝日島あさひじま
なおすすみて、天文地質の論を聞けば、大空たいくう茫々ぼうぼう日月じつげつ星辰の運転に定則あるを知るべし。地皮の層々、幾千万年の天工に成りて、その物質の位置に順序のみだれざるを知るべし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
今度のいくさおもい出した、多分太沽たいくう沖にあるわが軍艦内にも同じような事があるだろうと思うからお話しすると、横須賀よこすかなるある海軍中佐の語るには
遺言 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)