“そうぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
想像62.4%
騒々33.1%
創造2.3%
噪々1.5%
総々0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余はコロボツクルは衣服いふくいうすれどときとしては屋内抔にて之を脱ぐ事有りしならんと想像そうぞうす。以上は口碑にをもきをきての説なり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
近くきくと騒々そうぞうしい唄のこえも、遠くとおく流れて来るとなんだか寂しい哀れな思いを誘い出されて、お時は暮れかかる軒のを仰いだ。
箕輪心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
二、金属Qは、人造じんぞうされたものである(針目博士だけが、それを創造そうぞうすることができるらしい)。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「待て、ええ、でもない喧嘩けんかと違うぞ。裁判だ。罪がきまつてから罰することだ。騒ぐない。噪々そうぞうしい。」
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
各戸その一けん/\を一トこま二タこまという呼び方をしていることや、総々そうぞうでそれが百四十七こま九十九世帯あることや
雷門以北 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)