“すゐさつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
推察100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうしたね、わたしのつかないことをしてたが、おまへ丸燒まるやけやうあるまいがすこしはぜにでもつてくかね」内儀かみさんは勘次かんじこゝろ推察すゐさつしたやうにいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれはそのあね訪問はうもんによつて、その身柄みがら教養けうやう程度ていどを、ほゞ推察すゐさつすることが出来できた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
料理人クツク片手かたて胡椒こせうはこもつました、あいちやんはすでかれ法廷ほふていはいらぬまへに、戸口とぐちちかく、通路とほりみち人民じんみんどもが、きふくさめをしはじめたので、たゞちにそれがだれであつたかを推察すゐさつしました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)