“すずき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
83.3%
鈴木13.9%
鈴喜1.4%
須々木1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源太はすずき釣りの名人で、どんな漁師も鱸釣りでは彼にかなわなかった。或る年のこと某県の知事が来て、源太の舟で鱸釣りをした。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
明治十一年のこと、当時私は廿五にじゅうご歳の青年であったが、東京とうきょうへ上京して四年後で、しば花園橋はなぞのばしぐ近所の鈴木すずき某氏の門弟であった頃だ。
死神 (新字新仮名) / 岡崎雪声(著)
こうして鈴喜すずきの家の内外では、槍の紛失から青くなって騒いでいる時分に、外から一つの報告がありました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
いけねえ、いけねえ、平さんは鈴喜すずきの庭へ引張り込まれてしまった。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
九州の住人、須々木すずき四郎と名乗って雨の如く射かけたから堪らない。
四条畷の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)