“したじょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
下職100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
髪結床かみいどこ下職したじょくなんぞするもんじゃアありませんね、せめて字でも読めりゃ何とか言って近づくんですが、一の字は引張ひっぱって、十文字は組違え、打交ぶっちがえはたかの羽だと
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
当時、師匠東雲の家は駒形町にありまして、私は相更あいかわらず修業中……その十五日の前の晩(十四日の夜中)に森下にいる下職したじょく塗師屋ぬしやが戸をたたいてやって来ました。
もっとも、下職したじょくも三人入り、破屋あばらやも金銀の地金に、輝いて世に出ました。