“下職”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
したじょく61.5%
したしょく30.8%
したしよく7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てまえばかりじゃございません、ここへ来て働く下職したじょくまで、みんな人間が変ってしまうから怖ろしいものですよ。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
暗いうちに起された職方の棟梁たちは、何事が起ったかと、各〻の下職したしょくいて、次々にやって来た。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いろ/\こまかい洋文字のこみいつたスタンプもやつてのけたが、この好景気が続けば私はやがて町に一戸の印章店を構へ、幾人かの下職したしよくを使つて美しいショーウィンドの主人になれさうだつた。
老残 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)