“したじち”の漢字の書き方と例文
語句割合
下質100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いへ夜中草鞋懸わらんぢがけにて下質したじちさげゆくやつがある者かこゝ不屆者ふとゞきもの有體ありていに白状せよ眞直まつすぐに申立なば公儀おかみにも御慈悲が有ぞと云つゝ久兵衞の脇差わきざしを改めるに鮫鞘さめざやにて縁頭ふちかしら其外立派なるこしのものなれば中身なかみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
峰「なに金貸かねかしで、下質したじちを取ってお屋敷へお出入りがあるので」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
まア下質したじちを取って金貸と云うのだから金満家でございます。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)