“さしくだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
差下100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるところその伽羅に本木もとき末木うらきとの二つありて、はるばる仙台より差下さしくだされ候伊達権中納言だてごんちゅうなごん殿の役人ぜひとも本木の方を取らんとし、某も同じ本木に望を掛け、互にせり合い
引取れたり折柄をりから太守たいしゆには岡山ざい城中なれば家老中からうちう對面有て此度このたび手柄てがら拔群ばつぐんなりと賞美しやうび有りてとほからず岡山表へ差下さしくだすべき旨申渡され夫より五日程すぎて又家老中より奉書ほうしよ到來たうらい致し明朝みやうてう江戸表發足ほつそく有べし尤も道中警固けいごの爲足輕あしがる十人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
鎌倉へ差下さしくだす。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)