“さいいうき”の漢字の書き方と例文
語句割合
西遊記100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
り、ちゆうぶこと西遊記さいいうきのごとく、一晝夜いつちゆうやにして
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
更に又春葉は書籍に西遊記さいいうきを挙げ、風葉は「あらゆる字引類」を挙げ、紅葉はエンサイクロピデイアを挙ぐ。紅葉の好み、諸弟子しよでしに比ぶれば、すこぶる西洋かぶれの気味あり。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
筑紫つくしのしらぬ火といふは古哥にもあまたよみて、むかしよりその名たかくあまねく人のしる所なり。そのもゆるさまは春暉しゆんき西遊記さいいうき*12にしらぬ火をたりとて、つまびらかにしるせり。