“西遊記”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいゆうき50.0%
さいいうき42.9%
せいゆうき7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みん代もげんの後をけて、小説戯曲類は盛んに出て居ります。小説では西遊記さいゆうき金瓶梅きんぺいばいのたぐいは、どなたもよく御承知でございます。
が、「水滸伝すゐこでん」「西遊記さいいうき」「金瓶梅きんぺいばい」「紅楼夢こうろうむ」「品花宝鑑ひんくわはうかん」等の長篇を絮々綿々じよじよめんめんと書き上げる肉体的力量には劣つてゐると思つてゐる。
猟人等は驚いて、これおそらく山の神であろうと、のちたたりを恐れて捨てて置いたら、自然に腐って骨にってしまったと、橘南谿たちばななんけい西遊記せいゆうきに書いてある。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)