“こうぶつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
好物80.0%
鑛物10.0%
鉱物10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此洋服で、鍔広つばびろの麦藁帽をかぶって、塚戸にを買いに往ったら、小学校じゅうの子供が門口に押し合うて不思議な現象を眺めて居た。彼の好物こうぶつの中に、雪花菜汁おからじるがある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
そのほかおほきな動物どうぶつ標本ひようほんにはぞうくぢらもあり、鑛物こうぶつ植物しよくぶつ標本ひようほんもすっかりそろつてゐることはまをすまでもありません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
また鑛物こうぶつ動植物どうしよくぶつのような博物學はくぶつがくかんする標本類ひようほんるいばかりを陳列ちんれつしてあるところ博物學博物館はくぶつがくはくぶつかんといふことが出來できます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
「これは……?」乙吉の受取ったのは、よく鉱物こうぶつ標本ひょうほんを入れるのに使う平べったい円形えんけいのボールばこで、上が硝子ガラスになっていた。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)