“きんしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
錦繍63.0%
金繍10.9%
金州10.9%
錦州4.3%
麕集4.3%
菌褶2.2%
鈞州2.2%
錦袖2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをたていととするならば、春夏秋冬の絶えざる変化をよこいととして、ここに錦繍きんしゅうの楽土が織り出されているのであります。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
金繍きんしゅう職帯しょくたいをしめ大きな立毛のついた礼帽をかぶった枢機員が、法皇の転生をちょっとばかり早める事務の、最後の仕上げの部分を検分するために入ってくる。
新西遊記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
あの金州きんしゅうの鶏なんぞは、ちゃんが、ほい、又お叱を受け損う処でござりました、支那人が逃げた跡に、卵を抱いていたので、ぬしはないのだと申しますのに
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
お千代はまず『都』の方をひろげて松岡と芳沢旅館との記事を捜したが出ていないので、『報知』を見たがこれには錦州きんしゅう天津てんしんの戦報ばかりで、女の読むようなものはない。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
故ニ花候かこうニ当テハ輪蹄りんてい陸続トシテ文士雅流俗子婦女ノ別ナク麕集きんしゅうシ蟻列シ、繽紛狼藉ひんぷんろうぜき人ヲシテおおいいとハシムルニ至ル。シカシテ風雨一過香雲地ニゆだヌレバ十里ノ長堤寂トシテ人ナキナリ。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
先日午餐の時、きのこにそっくり真似た砂糖菓子が出た。死白色の柄や菌褶きんしゅう、半透明で黄灰色な菌傘は、事実、それ等の特性を示していた。
じつ鈞州きんしゅう白沙里はくさりの人、楊応祥ようおうしょうというものなり。よって奏して僧を死に処し、従者十二人を配流して辺をまもらしめんとす。帝そのうちり。ここおいむを得ずしてその実を告げたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「身を大事にしてたもれ。また、戦場へ参ったら、皇叔のお行方にも、どうか心をかけて、何ぞの手がかりでも……」と、はや錦袖きんしゅうで面をつつんだ。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)