“輪蹄”の読み方と例文
読み方割合
りんてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
故ニ花候かこうニ当テハ輪蹄りんてい陸続トシテ文士雅流俗子婦女ノ別ナク麕集きんしゅうシ蟻列シ、繽紛狼藉ひんぷんろうぜき人ヲシテおおいいとハシムルニ至ル。シカシテ風雨一過香雲地ニゆだヌレバ十里ノ長堤寂トシテ人ナキナリ。
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)