“きふいう”の漢字の書き方と例文
語句割合
級友100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ今更いまさらながらかれ級友きふいうが、かれ侮蔑ぶべつあたひする以上いじやうのある動機どうきから、貴重きちよう時間じかんをしまずに、相國寺しやうこくじつたのではなからうかとかんがして、自分じぶん輕薄けいはくふかぢた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
その級友きふいう動作どうさべつ自分じぶんちがつたところもないやうなのをて、かれます/\馬鹿々々ばか/\しいおこした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
宗教しゆうけう關聯くわんれんして宗助そうすけ坐禪ざぜんといふ記臆きおくおこした。むか京都きやうとにゐた時分じぶんかれ級友きふいう相國寺しやうこくじつて坐禪ざぜんをするものがあつた。當時たうじかれその迂濶うくわつわらつてゐた。「いまに……」とおもつてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)