“きのえいぬ”の漢字の書き方と例文
語句割合
甲戌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(前略)とし辛巳かのとみ十二月廿一日癸酉みづのととりの日、穴穂部間人あなほべはしひとの母后崩じ、明年二月廿二日甲戌きのえいぬの夜半に太子こうず。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
去年が「甲戌きのえいぬ」すなわち「いぬの年」であったからことしは「乙亥きのとい」で「の年」になる勘定である。こういう昔ふうな年の数え方は今ではてんで相手にしない人が多い。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)