トップ
>
きしゅうてい
ふりがな文庫
“きしゅうてい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
紀州邸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紀州邸
(逆引き)
某
(
ある
)
商人
(
あきんど
)
が
深更
(
よふけ
)
に
赤坂
(
あかさか
)
の
紀
(
き
)
の
国
(
くに
)
坂を通りかかった。左は
紀州邸
(
きしゅうてい
)
の
築地
(
ついじ
)
塀、右は
濠
(
ほり
)
。そして、濠の向うは
彦根
(
ひこね
)
藩邸の
森々
(
しんしん
)
たる木立で、深更と言い自分の影法師が
怖
(
こわ
)
くなるくらいな物淋しさであった。
狢
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
きしゅうてい(紀州邸)の例文をもっと
(1作品)
見る