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おちめ
ふりがな文庫
“おちめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
落目
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落目
(逆引き)
丁度そんな話のあった頃から兼太郎は沢次の家にもどうやら
居辛
(
いづら
)
いようになって来た。初めの
中
(
うち
)
は旦那の
落目
(
おちめ
)
に寝返りをしたなどと言われては以前の
朋輩
(
ほうばい
)
にも合す顔がない。
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
最
(
も
)
う
此
(
こ
)
の
頃
(
ごろ
)
には、それとなく
風
(
かぜ
)
のたよりに、
故郷
(
こきやう
)
の
音信
(
いんしん
)
を
聞
(
き
)
いて
自殺
(
じさつ
)
した
嫂
(
あによめ
)
のお
春
(
はる
)
の
成
(
なり
)
ゆきも、
皆
(
みな
)
其
(
そ
)
の
心得違
(
こゝろえちが
)
ひから
起
(
おこ
)
つた
事
(
こと
)
と
聞
(
き
)
いて
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
たので、
自分
(
じぶん
)
、
落目
(
おちめ
)
なら
自棄
(
やけ
)
にも
成
(
な
)
らうが
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
悪くすると家の
落目
(
おちめ
)
を招くにきまっている。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
おちめ(落目)の例文をもっと
(7作品)
見る
“おちめ”の意味
《名詞》
落ちぶれそうな状態。
(出典:Wiktionary)