“おおみね”の漢字の書き方と例文
語句割合
大峰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文覚は、まだ十九の頃に、若いもとどりを切って、大峰おおみね葛城かつらぎ粉河こかわ戸隠とがくし、羽黒、そしてまた那智なち千日籠せんにちごもりと、諸山の荒行を踏んできた、その昔の遠藤武者えんどうむしゃ盛遠が成れの果てであった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
役行者は伊豆に流される迄は、大和が本拠で、葛城かつらぎ山で修法し、大峰おおみね入りを創始した。
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
「そちの行場ぎょうばは、大峰おおみね葛城かつらぎか、または羽黒か」
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)