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『月夜とめがね』
ふりがな文庫
『
月夜とめがね
(
つきよとめがね
)
』
町も、野も、いたるところ、緑の葉につつまれているころでありました。 おだやかな、月のいい晩のことであります。しずかな町のはずれにおばあさんは住んでいましたが、おばあさんは、ただひとり、窓の下にすわって、針しごとをしていました。 ランプの火が …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」赤い鳥社、1922(大正11)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
指
(
ゆび
)
背
(
せ
)
丘
(
おか
)
働
(
はたら
)
孫娘
(
まごむすめ
)
巷
(
ちまた
)
時刻
(
じこく
)
晩
(
ばん
)
暦
(
こよみ
)
木立
(
こだち
)
窓
(
まど
)
緑
(
みどり
)
花園
(
はなぞの
)
薬
(
くすり
)
針
(
はり
)
髪
(
かみ
)