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『風』
ふりがな文庫
『
風
(
かぜ
)
』
風が、山の方から吹いて来ました。学校の先生がお通りになると、街で遊んでいた生徒達が、みんなお辞儀をするように、風が通ると、林に立っている若い梢も、野の草も、みんなお辞儀をするのでした。 風は、街の方へも吹いて来ました。それはたいそう面白そう …
著者
竹久夢二
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
達
(
たち
)
大通
(
おおどおり
)
舞上
(
まいあが
)
尻尾
(
しっぽ
)
廻
(
まわ
)
恰度
(
ちょうど
)
梢
(
こずえ
)
樽
(
たる
)
煙草
(
たばこ
)
紙屑
(
かみくず
)
蜻蛉
(
とんぼ
)
躍廻
(
おどりまわ
)
題名が同じ作品
風
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
風
(新字旧仮名)
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