トップ
>
『霧ヶ峰から鷲ヶ峰へ』
ふりがな文庫
『
霧ヶ峰から鷲ヶ峰へ
(
きりがみねからわしがみねへ
)
』
今年は何の意味にもハイキングに不適当である。平原のハイキングならまだしもだが、少くとも山岳の多い日本でのハイキングに或る程度山へ入らなければ意味を成さないのに、今年のやうにかうじめ/\した秋霖が打続いたのでは、よほど運が好くなければハイキン …
著者
徳田秋声
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「東京日日新聞」1934(昭和9)年9月26~27日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
磊々
(
ごろごろ
)
絨毯
(
じうたん
)
薄
(
すすき
)
蓼科
(
たてしな
)
鷲
(
わし
)
偸
(
ぬす
)
餅屋
(
もちや
)
霧
(
きり
)
貉
(
むじな
)
薊
(
あざみ
)
蓙
(
ござ
)
犒
(
ねぎら
)
烟雨
(
えんう
)
徒消
(
とせう
)
布半
(
ぬのはん
)
峰
(
みね
)
和田
(
わだ
)
八島
(
やしま
)