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『黄昏』
ふりがな文庫
『
黄昏
(
たそがれ
)
』
佐々木君が馬車に乗ってしまうのを見送って、二階にあがって来た。けさ遠野から馬車に乗った人たちが、二組三組に分かれてほうぼうの室の炬燵にあたっている。時計を見ると、もう三時少し過ぎた。 一人ぼつりと二階の自分の室に入ってくると、出たままになっ …
著者
水野葉舟
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
嗄
(
から
)
態
(
ふう
)
同行
(
つれ
)
垂幕
(
たれ
)
刻
(
こく
)
色彩
(
いろ
)
空虚
(
から
)
昏
(
くら
)
中継
(
なかつ
)
卑吝
(
けち
)
僧
(
ぼうず
)
薄曇
(
うすぐもり
)
轡
(
くつわ
)
邪慳
(
じゃけん
)
罵
(
ののし
)
黄昏
(
たそがれ
)
急
(
せ
)
疲労
(
つかれ
)
炬燵
(
こたつ
)
方向
(
むき
)
帰途
(
かえり
)
噤
(
つぐ
)
周囲
(
まわり
)
倦
(
う
)
人車
(
くるま
)
題名が同じ作品
黄昏
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
黄昏
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)