“薄葡萄色”の読み方と例文
読み方割合
うすぶどういろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信一郎は、淡彩に夏草を散らした薄葡萄色うすぶどういろの、金紗縮緬きんしゃちりめんの着物の下に、軽く波打っている彼女の肉体の暖かみをさえ、感じ得るように思った。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)