焦思苦慮しょうしくりょ)” の例文
また、今の我が日本にて新政府を建て、今日もっぱら社会の平安を欲して焦思苦慮しょうしくりょする者は誰ぞや。十余年前にありては、しきりに世の多事を好み騒動を企望して余念なかりし血気の士人に非ずや。
教育の目的 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)