澌礱磨しじんろうま)” の例文
両者の間隔がはなはだしく懸絶するときは、この矛盾はようやく澌礱磨しじんろうまして、かえって大勢力の一部となって活動するに至るかも知れぬ。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)