馬琴が交際していたのは同じ作者仲間よりはむしろ愛読者、殊に遠方の文書で交際する殿村篠斎とのむらじょうさいの連中であって親しくその家に出入して教を乞うものでなかった。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)