“松廼家”の読み方と例文
読み方割合
まつのや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何とか言っているうちに、春を迎えたかと思う間もなく盆がやって来、月が替わるごとの移りかえが十二回重なればもう暮で、四五年の月日がたつうちに、この松廼家まつのやも目にみえて伸び出して来た。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)