“曠衣裳”の読み方と例文
読み方割合
はれいしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……袖を切ったと言う三年前ぜんの婚礼の日の曠衣裳はれいしょうを、そのままで、一方紫の袖の紋の揚羽の蝶は、革鞄に留まった友を慕って、火先にひらひらと揺れました。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)