“南軒曝背”の読み方と例文
読み方割合
なんけんぼうはい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二月はまことに南軒曝背なんけんぼうはいの好時節。日当りのよい縁先に水仙福寿草のつぼみのふくらむのを見ればおのずと杜甫が天時人事日相親。冬至陽生春又来の句も思い出される時節である。
写況雑記 (新字新仮名) / 永井荷風(著)