半晴半曇はんせいはんどん)” の例文
お二人とも酒が好きで、画壇には二人とも古い人たちである。私はこの甲斐さんの半晴半曇はんせいはんどんな絵が好きで、ばつけの堰を越しては豚小屋の奥の可愛いアトリエへ遊びに行った。
落合町山川記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)