“エピキュリアン”の漢字の書き方と例文
語句割合
享楽者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなり享楽者エピキュリアンであった青木は、なんといっても不自由な寄食的生活と、月々給与せられる五円という小額な小遣いとのために、その生活をかなり虐げられているらしかった。
青木の出京 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
が一種の享楽者エピキュリアンである彼は、着物をあがなう為に、貯金迄する気は、何うしても起らなかった。が、彼は妻に依って、大島の美点と長所とを詳細に説かれてからは、段々大島に対する執着を覚えて来た。
大島が出来る話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)