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はなのや
ふりがな文庫
“はなのや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
花廼屋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花廼屋
(逆引き)
洋服のヒゲ紳士は
花廼屋
(
はなのや
)
、珍しや紋服姿の虎之介。この二人がなんとなくシサイありげに同じ目的地へ向っているのである。花廼屋は野づらを吹く左右の風を嗅ぎとって
明治開化 安吾捕物:16 その十五 赤罠
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
花廼屋
(
はなのや
)
も同様らしく薄とぼけてニヤリニヤリしているが、単に無限にニヤリニヤリしているばかりで、日頃に似ず全然お喋りをしたがらぬ風が妙であるし、おもしろくもある。
明治開化 安吾捕物:12 その十一 稲妻は見たり
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
夜は夜で歩きまわり、また読書にふけっていたが、
花廼屋
(
はなのや
)
と虎之介に系図を示して
明治開化 安吾捕物:08 その七 石の下
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
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